「な、なかなか壮絶な物語だな」

  「うむ。吾輩も、自分がこんな不幸に
   まみれているとは思っていなかったぞ。
   わははははははははっ!」

  「は、ははは……」

  「でも、ベイリンには弟がいたのだな」

  「うむ。
   実を言えば今回も、鎧の色違いで双子キャラ、
   というネタがない訳ではなかったのだ」

  「いや、こんな所で、
   いきなりそんなネタ晴らしを始めなくても……」

  「まあ、しかしだ。
   円卓の騎士は12人という建前の元、
   これ以上キャラ増やすのはご免こうむる!」

  「と、そんな事情で没になったのであるぞ!」

  「は、ははは……」