第01回
『ダイヤモンドは噛み砕ける』



はーい、皆さん、こんにちはー。
今日も
『なぜなにノンたん』のコーナーが始まりまーす!
すぱこーん!!   

ぶみ〜〜〜っ、
軍曹さんが
ブッタ〜〜〜っ
打ちもするわっ、このお調子者めっ!
勝手にコーナーをねつ造する奴があるかっ!!

だ、だってだって〜
だってで済めば、軍法会議などありはせんわ!!


すぱぱぱすこーん
 
  

あ、あぅぅ〜〜、ごめんなさいぃ〜〜
ふん、まったく仕方のない奴め
いいか、ここはその名を
『軍曹の憩いの酒場』
という。

このレッド・ラム軍曹が『超外道勇者』のこぼれ
話やらを披露してやる、そういう場だ

……あ、あれ?
どうかしたのか?

え、えと、あの、
『PUB Nontan』って……
……何か言ったか?

えっ? あ、あはははは、何でもないですよ〜。
さ、さあ軍曹さん、早く始めましょうよ〜、
あは、あははは
ふん、良いだろう。
だが始める前に一つだけ。
オレのことを知らん奴は、先に
こっちを見ておけ

Nomadのマスコット? 「ノンたんのお部屋」 不定期 連載中!!
見た目は萌えキャラ、ハートは!!
一人と一匹(?)がNomadとエロスのために今日も突っ走る!


←ノンたんと軍曹の、激読爆笑コラムはコチラ!

ここを見れば、オレが歴戦の勇者である
ことが嫌でも分かるだろう

今は落ちぶれた酒場の親父ですけどねー
コスプレだ、これは!


すぱこーん
 
  

ご、ごめんなさい〜っ
まったく。
つくづく、お調子者だな、貴様は

えへへ〜、それほどでも〜
誰も誉めとらんわっ!

あ、あやや〜っ
ええい、もういい。
貴様の相手をしていてはキリがない
サッサと本題へ入れ、本題へ

はーい、分かりましたー

……でも、本題って何ですか?
貴様、そんなことも知らずにここに来て
いるのか?

えへへー、ごめんなさい
ふん、まあいい。
貴様が無能なのはいつものことだ。
今回は、哀れな足切り救済コーナーを
実施する

足切り救済コーナー?
そうだ。
原画家の中には面倒くさがって、ポーズ
差分は膝から下を描かない奴までいる
らしい
そんなことが許されるのか?
否っ、断じて否であるっ!!

え〜、でも膝から下って基本的に
ゲーム中には出てきませんよね
うむ。誌面でも使ってもらえるか微妙な
ところだな

だったら、やっぱり要らないんじゃぁ……
馬っ鹿モ〜〜〜〜ンッ!!

うひゃっ!?
見えないところも手を抜かない、
それが真の軍人というものだ!

は、はいぃっ、ごめんなさ〜いっ
ふん、まったく。後まあ、ちょっとアレな話をすると
だな、ムービーを作る時には、やっぱり全身があ
った方が使いやすかったりとか、いろいろあった
りはするのだ

こういうネタのない時に、
穴埋めにも使えますもんねっ!」



すぱこーん
 
  
そういうわけで、今回は『超外道勇者』の
立ち絵のポーズ差分・全身版を公開して
やろうというのが主旨である

はーい、よろしくお願いしまーす
うむ。
ではまずコイツだ



空魔将カー・ラ・ヴィさんですねー
うむ。当初はクロスボウを構えるという案もあった
が、エルフ娘のクラウが弓を使っていたこともあっ
てな。鈍器を可愛い子が振り回すのはありだろう、
となった

何か見るからに痛そうですもんね、
トゲトゲが
うむ。これは角張り具合やトゲの鋭さを
ラフの時点よりも強化してもらってある
ちなみに、当初はこれくらいだった



なるほどー。
でも衣装は基本的に変わってないん
ですね
衣装は狙いどおりだったからな。
可愛い系でお願いしますと、まあそういうわけだ。
顔立ちは若干だが、大人びた感じにはなっている
はずだ

ほえー
まあ、そういうわけで次にいくぞ。
次はコイツだ



陸魔将ラ・ビ・バーニィさんですね

……でも、どうしてこの人、人参を
投げてるんですか?
馬鹿モン。
人参な訳があるか。
あれはれっきとした攻撃魔法だ

攻撃魔法?
うむ。あの人参がぐりぐりと迫ってきて
対象に触れた瞬間に大爆発を起こす
のだ

……
何だ、その目は!
オレは嘘など言っておらんっ!!
信じられなければ、ゲームを買って確かめるが
いい!

な、何も言ってないじゃないですか〜
ふん、白々しい。
まあいい。今回は足下を見るというのが主題
だからな、

こいつの足下にも、ちょっと注目しておいてやる



あや?
何かすっごく普通にバニーガールさん
ですねー
そういう発注だったからな。
しかし、これだと何か寂しいよね、ということで
原画さんに何やかやと付け足してもらったのが
今の形だ

おー、なるほどー
理解できたようだな。
では、次だ



海魔将ル・ルーカさんですねー
うむ。本性は人魚なのに、自分の脚線美が好きと
いう設定で、こういう足を誇示するような衣装にな
ったわけだな

チラっていうより、モロって感じですよね
うむ。正に足に自信のある証拠だな。
足下がヒールなのも、なかなか普段は見えないの
が残念だな

なるほどー。
って、軍曹さん。この人には何かラフは
ないんですか?
ない。
一発でこの形に決まったからな

は〜。
良いことなんですけど、何かちょっと
残念なようなー
そこは素直に喜んでおけ

はーい。
えっと、それじゃあ次は誰なんですか?
うむ。コイツだ



これはまた、強そうですねー
コイツは、前作にレン・カーチスというのがいたが、
その子孫という設定だな。
だから武器や鎧、ポーズも流用されている

流用って何か言葉が悪いですよー。
 せめて“継承”って言いませんか?

って、そうだ、軍曹さん。
外見が流れを汲んでるんなら、お話の
方もそうだったりするんですか?
というと、どういうことだ?

ほら、前作は主人公さんが、この大き
な剣でブッツリと刺し貫かれてたじゃな
いですかー
考えてみれば、えぐいシーンでは
あったな

今回も、そんなシーンはあるのかなー、
なんて……
……ふっ、それはゲームをしてからの
お楽しみだな

な、なるほどー
まあ、そういうことだ。
そんなことより、次に行くぞ、



あ、リコルナ王国の
フレイア・ド・リコルナ姫……

ていうより、女王様ですね
うむ。
普通の人間なら、こんなヒールを
履けばコケてしまうな

……あれ?
そういえば、リコルナ王国の王様と王妃様って、
魔軍に襲われたときに亡くなっておられるんで
すよね?

その通りだ

って言うことは、唯一の後継者である
フレイア姫は、その段階で既にお姫
様じゃなくて……
うむ。名実ともに“女王様”と言えなくも
ないな

“お姫様”よりシックリ来そうですしね
まったくもって、そのとおりだな。
さて、とりあえず今回はこのくらいだな




待て。余の紹介はどうした?

あ、魔王さん、こんにちは〜

うむ。
それより、余の紹介はどうしたのだ?


えっと、そ、それはですね〜……
軍曹さん、軍曹さん

って……あれ? 置き手紙?

どれ、見せてみろ。
 ……なになに……?


『オマエのように、ポーズが変わっても
 知れてるような奴を紹介するのは、
 スペースの無駄だ』……だと?


おのれっ、余を愚弄するか!







って、
誰もおらぬではないか
ーーーーーっ!!!!



恋はいつも魅惑の果実。
 軍曹の心に去来する男の影とは……。
 で、気になる次回予告は!



「……本当に好きなのはどっち?」
 乙女の眼差しに追い詰められた軍曹に、逃げ場はない。


 裏切り。
 それはすなわち死を意味する。
 ノンたんの手には、既に血塗られた凶器が握られている……。
 狂気の光を目に宿し決断を迫るノンたん!
 軍曹の侠気が今、試される!!



次回、「無気力超人カッタ・リー!」 第26話


「ついカッとなって……」


宇宙の黒歴史が、また1ページ……。

 TOPに戻る ◆