クラウ
「なっ、ちょっ、コラぁっ! 何を出してるんだっ」
ルクス
「いや、だからずっとじいさんに操を立ててたんだろ? その責任を孫であるオレが果たそうと言ってるんだ」
クラウ
「あ、あたしは、そんなことしてくれだなんて、一言も……」
 声を震わせたクラウが、ゴクリと唾を飲んだ。
 オレは、そんなクラウの秘処を肉棒で軽く擦っていた。
クラウ
「んくっ……ちょ、ちょっと待てって。いいか? 落ち着いて、よく考えるんだ」
ルクス
「何をだ?」
クラウ
「何をって……だからあたしは、アンタのおじいさんの、恋人だったんだぞ……っ?」
ルクス
「じいさんと穴兄弟か……そう考えると、何か感慨深いものがあるよなぁ……」
 改めてシミジミ思うと共に、ヤル気がムクムクと込み上げてくる。
 そのヤル気のままに肉棒が高くそそり立ち、その様を見せつけられたクラウが「ひっ」と息を呑んでいた。
クラウ
「だ、だから落ち着けってばっ。普通に考えたら、何かおかしいって気が付くだろうっ?」
 この期に及んで、必死に抗弁しようとするクラウ。
 そこでオレは、わざと挑発的に笑ってやった。
ルクス
「……なるほど。怖いんだな?」
クラウ
「……な、何だって?」
 言葉の意味が分からなかったか、クラウがきょとんとした顔をする。
 オレはそこでまた、大きくニヤリと笑って見せた。
ルクス
「だから、怖いんだろ? オレと一つになって、それで感じてしまうことが。もし感じたりしたら、じいさんを裏切るような気がして」
クラウ
「…………」
 オレの言葉が、クラウの中にゆっくりと浸透していく。
 そして……。