クラウ
「あっ……やめ、んん、そ、そこはっ……ぅくぅぅっ」
ルクス
「どうした? オレの指じゃ感じないんだろう?」
 オレは口元を歪めてそう言うと、滲み出た蜜のせいでいっそうクッキリと浮かび上がってきたクラウの秘裂を、布地の上から指先で丁寧になぞってやった。
 厚めの木綿製であろう布地越しでも、その柔らかさも熱さも十分すぎるほど伝わってきた。
 おまけに軽く指を擦り付けるだけでもクラウは内ももをヒクつかせ、さらに愛液の染みを広げてくるのだ。
 感度は十分すぎるほど良好だと言える。
クラウ
「ぁ……ぅ、んん、くぅ……はぁ、ぁぁぁ」
ルクス
「ふふん。かなり吐息も熱っぽくなってきてるんじゃないのか?」
クラウ
「そ、そんなこと……んっ……だ、誰が……」
ルクス
「本当かぁ? 本当は気持ち良くなってるんだろう?」
 割れ目の上でなぞり上げていた指を止めると、そこで軽くクッと押し込んでやった。
 クチッと微かな水音が鳴った瞬間、クラウがビクッと大きく足を突っ張らせていた。
クラウ
「かふっ、うくぅぅぅっ……んは、はっ、はぁぁぁ……それ以上は、やめろぉ……ふぅ、ん……」
ルクス
「どうしてだ? やっぱり感じてるからか?」
クラウ
「だから、あたしは感じてなんか……うんぅっ……!」
 布地ごと、指を第一関節分ほどクラウの中へ押し込んでやった。
 クラウはその指を払い除けようと尻を左右に揺らすが、それはまるでもっともっとと誘っているようでもあった。
 事実、指先を軽く引っ掻くようにしてやるだけでも、クラウの腰はピクッと震え、その染みを大きくさせていっていた。
ルクス
「ふふん、こんなに溢れさせて、まだ感じてないなんて言うのか? そろそろ、素直になったらどうだ」
クラウ
「ぁぁ……だから、はぁ、何度、同じこと……っ、んっ、くぅっ……あたしは、濡れてなんか、ないって……んん、言ってるだろ……」
ルクス
「やれやれ、つくづく強情だな。そうまで言うのなら、オマエ自身にも証拠を突き付けてやるかな?」
 オレはクラウの下着に手をかけると、一気にズリ上げてやった。