フレイア
「んああっ、こん、なぁっ……私、ああぁぁ、こんな、こんな、ことに……っ」
 さすがにショックが大きかったか、フレイアの口から珍しくか弱い呻きが漏れてきた。
ルクス
「はっはっは、嬉しいだろう? 見事な巨乳だものな。オレの手にも重いくらいだ」
フレイア
「っく、ううううっ、こ……こんなことされて、嬉しいわけがっ……んぁぅっ」
 オレの揶揄に、フレイアが生来の気丈さを取り戻しかけたが、そこですかさず巨乳となった乳房を押し揉めば、フレイアはビクッと腰を揺すっていた。
 オレはそのまま、オレの手にも収まりきらない乳房をゆっくりと丁寧に揉み込みながら、うつむき加減なフレイアの耳元に囁いた。
ルクス
「自分でも分かるだろう? ただ大きくなっただけじゃないってのが。どうだ? うん?」
フレイア
「ひゃうっ、んんっ、そ……そんな、ことは、ふあっ、あああああっ」
 クイッと深く指を乳房に食い込ませただけで、またもフレイアは腰を跳ねさせていた。
 あるいは人差し指から小指までを、乳房の麓に突き刺すようにグリグリと押し込んでいけば、その指の動きに合わせてフレイアがくなくなと腰を揺する。
ルクス
「ほ〜ら、ただ大きくなってるんじゃないだろ? それだけ敏感にもなってるんだ。だから今だって、アソコにジンジン来てるんだろう?」
フレイア
「くはっ、あっ、んぁあああっ、だ……誰が、んっく、ん……んううううぅぅ……」
 フレイアはオレの言葉を否定しようとするが、口から零れるのは、もう甘さを隠しようのない呻きだった。
 しかも本人は気付いていないのだろうが、腰を揺らすフレイアは、その尻をオレに押し付けるようにしているのだ。
 それは正に、男をねだる女の仕草そのものだったが、ここでフレイアを犯すのは、まだ早い。
 何より仕掛けが完成していないのだから。
ルクス
「まあ、認めたくないって言うんなら、意地でも認めさせてやるとするかな」
 オレは指先まで大きく伸ばした手で、改めてフレイアの乳房を掬い上げると、そのまま力任せに握りしめた。