ヴァルナディス
「はぁ、はっ……はぐぅっ、ぅぅぅっ……えぐぅっ……ぅぅっ……ふっ、はっ……はふぅぅぅ……」
 ようやく絶頂から解放され、嗚咽のような吐息を漏らして、グっタリと体を脱力させる。
ヴァルナディス
「ぁぁ……あぁぁ……出たぁっ……出して、しまったぁ……余、余の……オチ○チンの、中からっ……白いの、たくさん、出して、しまったぁぁぁ……」
ラシーナ
「まだ残っているようですね。失礼っ」
ヴァルナディス
「んっくうっ! んぅっ、ンっ、んんんぅぅっ!」
 ラシーナは根元を強く握ると、先端に向けてゆっくりと扱き、一滴残らず精を搾り出していった。
ヴァルナディス
「はぁうっ、んんぅ……ラ、ラシ、ナっ……もう、ダメ……はぁ……ぁぁっ……もう、出ない……んんぅっ……これ以上は、出ないからぁ……」
ラシーナ
「そのようですね、陛下……それでは、ゆるりと余韻にお浸りください。私は掃除をしますゆえ……」
ヴァルナディス
「えっ……掃除、って……ぁっ、んんぅっ……!」
 舌先が頬に触れ、付着した精液を舐め取っていく。
 絶頂後の過敏な体は、それだけの行為にも、ビクビクと強い反応を見せた。
ラシーナ
「ちゅるっ……ちゅっ、んんっ……ぺるっ、ちるぅ……ちゅっ、ぴっ……れろ、れるっ、れろぉ……」
ヴァルナディス
「んぅ……ダメだ、ラシーナ……ぁっ、ぁぁん……顔、舐めたり……そんな、しなくて……はぁぁ……」
 間近に迫ったラシーナの顔、熱い息遣い、濡れた舌の感触……。
 丹念に頬を舐められるうちに、ヴァルナの顔は恥じらいで真っ赤に染まっていった。
ルクス
「おいおい、なんでオマエが掃除するんだよ? そういうのは、自分でやらせなきゃ意味がないだろうが」
ラシーナ
「ちゅっ、んる……んンっ……」
 舌を引っ込めて、微かに睨むような顔をする。
 オレは不満げな視線を無視すると、ヴァルナに言葉を続けた。
ルクス
「ヴァルナ、自分で綺麗にしろ。オマエのザーメンなんだからな。舌を伸ばして、口の周りを舐めるんだ」
ヴァルナディス
「はぁ……ぅぅ……んれろっ、んぅっ……れ、るぅ……ぺるっ……ちぃるぅ……」
 命令の意味を理解しているのかいないのか。
 疲れきった表情のヴァルナは、空ろに視線を宙へさ迷わせながら、素直に命令に従った。
 精を舐め取り、口の中に運ぶ。
ヴァルナディス
「ぢゅる……んぅっ……うっ、ううぅ……」
ルクス
「それでいい。自分のチ○ポに詰まっていた、ザーメンの味はどうだ? 美味いか?」
ヴァルナディス
「ぅうぐっ……美味しい、わけが……んぅぅ、うぐぅっ……に、苦くて、ヘンな味が、するだけで……」
ルクス
「そうか? ラシーナのヤツは、そうは思わなかったようだがな」
ヴァルナディス
「ぇっ…………?」
 ヴァルナはふっと首を後ろにやった。背後から抱きすくめているラシーナと視線が交錯する。
ラシーナ
「申し訳ございません。陛下のお出しになった精液は、私には美味しゅうございました……」
ヴァルナディス
「ぁ……う……や、そんな……」
ヴァルナディス
「……でも……ぅ、ぅん……ありがと、ラシーナ……」
ラシーナ
「陛下……」
 むぅ……余計なことを言ったか。
 この蚊帳の外っぽい感じ。見つめ合った二人は、例によって、微妙な空気をかもし出す。
 そろそろ、オレの存在をアピールせねばならんな。
ルクス
「よし、休憩は終わりだ」
 パンっと手を叩き、二人を振り向かせる。
ルクス
「言うことを聞いたご褒美をやろう。ラシーナ、しっかりとヴァルナを押さえておけよ」
ラシーナ
「…………承知した」
ヴァルナディス
「えっ……ぁっ……? ぁぁあっ……?」
 若干、不服そうなラシーナだが、命令に逆らうことはなく、戸惑うヴァルナの体を大きく開かせた。
 オレは股間のモノをなおいっそういきらせると、真下から突き刺していった。