ヴァルナディス
「くぅっ、くふっ……んっ、んぅう……っ!」
 ラシーナは肉竿を握りなおすと、改めて両手で扱き始めた。
ヴァルナディス
「はぅぁっ……んぅぁっ……ぁっ、んぐぅっ……やっ、はぁっ……やめっ……ぁっ、ぁぁっ……!」
 赤く腫れた表面を優しく撫でていき、亀頭の淵まで、丁寧に先汁を塗り広げていく。
 ヴァルナは微かな痛みと、未知の快楽に怯え、唇からうわずった吐息を漏らす。
ヴァルナディス
「はぁぁ……これ、やぁ……だ、だめぇ、ラシーナっ……この、感じっ……はぁっ、ふっ……変っ……んんっ……ヘン、だっ……」
ラシーナ
「変と仰いますと?」
ヴァルナディス
「先っぽっ、ピリピリっ、するのだ……くふぅ、ふぅっ……これが、脈打ってるのがっ……こ、腰の奥にまでっ、響いてきてぇっ……はぁっ、はぁぁっ……」
ラシーナ
「それでいいのですよ。どうぞ怖がらずに、その感覚をお受け入れください……」
   甘く囁きながら、首元に息を吹きかける。
 先端をなぞる動きを続けつつ、徐々に快感へ慣らしていくように、緩やかに肉棒を扱き上げる。