ヴァルナディス
「ぁ、ああっ……ラシーナ……こ、これっ……」
 股間で脈打つ凶悪な怒張に、ヴァルナは目を丸くしながら声を震わせた。
 ラシーナの魔術によって生やされた巨大な肉棒。
 かなりの巨根だが、隆々とそびえた状態でも、亀頭は半分ほど皮を被ったままである。
ヴァルナディス
「い、いやだ……こんなの、生えてるなんてっ……いや、ラシーナ……も、元に戻さぬかっ……この、ビクビクっ、い、いやなのだっ……」
ラシーナ
「陛下、今しばらくご辛抱ください。すぐに楽にして差し上げますので……」
ヴァルナディス
「ふぁっ……あっ、んくぅぅぅっ……!」
 ラシーナは背後からヴァルナを抱き締めると、両手を股間へと伸ばしていった。
 右手で竿を握り締め、左手を先端にあてがう。
ヴァルナディス
「あぅっ、は、ぁぁっ……? な、何だっ、コレっ……こ、この感じっ……ぅくぅっ! 何か、ズキズキっ……ズキンっと、響いてぇぇっ……」
   初めての感覚に、ヴァルナは戸惑いを隠せない。
 刺激を快感と認識できないのか、怯えきった表情で、ブルブルと全身を震わせている。
ラシーナ
「陛下、怖がることはありません。コレを触られると、そういった刺激が伝わるものなのです」
ヴァルナディス
「そ、そう、言われてもっ……あぁぅっ、あっ……こ、こんな感じっ……ひっ、ぁんっ……! よ、よせっ……熱いっ、ぅうっ……ズキズキ、するぅぅっ……」
 ラシーナは慎重な指使いで、包皮からのぞいた亀頭をゆっくりとなぞっていった。
 竿の方も緩やかに扱かれ、先端からは早くも、透明な汁が滲み出してくる。
ヴァルナディス
「ひやぁっ、あっ……ラシーナっ、何、出てるっ……余、余のっ……先からっ……な、何か、滲んでっ……」
ラシーナ
「これは先走りというものです。陛下がお感じになられている証拠ですよ?」
ヴァルナディス
「か、感じてるっ、てっ……ああっ、い、いやぁっ……先っぽ、弄るでないっ……やひっ、ひぃんっ……そんな、指でっ……クリクリっ、されたらぁっ……」
 鈴口を指の腹で撫で、先汁を塗り広げるように、亀頭の表面を滑らせていく。
 先端から突き抜ける鋭い刺激に、ヴァルナはますます困惑した声をあげ、大きく膝を震わせた。
ラシーナ
「これだけ滲んでいれば、剥いても大丈夫ですね」
ヴァルナディス
「えっ……む、剥くって……?」
ラシーナ
「陛下……少しばかり、痛むかも知れませんが、どうかご辛抱くださいませ」
ヴァルナディス
「あっ…………!?」
 亀頭を撫でていた指が、先汁で粘ついた、包皮の縁に食い込む。