沙織
「んぐっ、ん……んんぅ、ま……まひゃ、ぁうむ……く、おくひのなかでほーひふなって、ふぁ……はぁぁ……」
 逃げることもできず、大切な人の目の前で延々と犯されることに心が疲れてきたのか、沙織の表情には諦めに似たものがはっきりと浮かんでいた。
 最早、抵抗する様子もなくただひたすらに不良達の言葉を受け入れ続けている。
幼馴染の不良
「くぅぅうう……さ、沙織ぃ、沙織ぃいいいっ!」
 幼馴染の男は沙織の名前を懸命に繰り返しているが、彼女は悲しそうな目で彼を見るだけで、特に反応する気配はない。
 お互いにどうすることもできず、ただ見つめあうだけの時間が無情にも過ぎていく。
沙織
「ふぁ……あっ、あむぅううっ、んっ、んんぅ……ふぁ、は……ぁあああ……」
 少なからず、沙織の心の中には、幼馴染の彼も自分を助けてはくれないんだという失望が確かにあった。
 そういった気持ちが、輝きを失いつつある彼女の瞳にはっきりと表れている。
 見るも無残に犯された大切な人の姿を見て、どういうわけか幼馴染の男は、この上なく肉棒を膨らませていた。
 ズボンの上からでも分かるくらいに勃起してしまっている。
不良学生A
「おいおい、アイツ、自分の女が目の前でヤラれてるの見て、勃っちまったんじゃねえか?」
不良学生B
「うひひ、マジだよ。おい、彼氏のも見てやれよ。びんびんだぜ?」
 上級生の不良達にからかわれ、幼馴染の男は悔しそうに歯噛みしていた。
 強く拳を握り締めたまま不良達を睨みつけているが、それが精一杯の抵抗である。
沙織
「んぁむ……んっ、ふぁ……ぁああ、ちゅぱ……ぁ、ふぁああぁあ……」
 ただ、そんな彼の姿を見てもなお、沙織は諦めたように口の中に押し込まれた男根をしゃぶり回していた。
 抗うことが無駄だということを、完全に悟りきってしまったのかもしれない。
不良学生B
「ははははは、やっぱり俺達のチ○コがいいってか? おらおら、もっとしっかり口で扱けよ!」
 すっかり大人しくなってしまった沙織に征服感を覚え、不良達はさらに気持ちを高めていく。
不良学生A
「それじゃあ今度はこっちもイカせてもらおうかな。思いっきり行くぞ、おら!!」
 絡みつく肉膜の感触を堪能していた不良生徒は、ここぞとばかりに抽送の間隔を狭めていった。