「はぁんっ! また奥までっ……あ、ひぅぅぅっ……!」
 まだ馴染みきっていない凪だ、苦痛を訴えるかと予想していたが、逆に裏返った嬌声を張り上げてきた。

「んあっ、これ……ああっ、この、感じって……前にも、あ、あぁあっ!」

「思い出してきた? んふっ、あたしも先生のおっきいので突かれたとき、頭がおかしくなっちゃうかも、って思ったよ」
 萌は艶然と微笑みながら凪の頬へ唇を寄せる。
 なるほど、やけに順応が早いと思えば以前萌に施した行為に今回を重ねているのか。

「こんな、おかしいのに……私、初めてなのに、んんっ、感じてしまうなんて、おかしいのにぃ……っ!」
 結合部に目をやれば、白く濁り始めた愛液に混じって鮮やかな紅が零れ落ちていた。
 挿入時の感触といい、凪は紛れもなく処女であったが、既に痛みを快楽が大幅に凌駕しているようだ。
雅人
「結構なことじゃないか。普通なら痛くて泣いてしまう子もいるのに、凪は最初から感じまくれるんだからな」

「そうですか? わっ、私、ヘンじゃないんですか?」
雅人
「凪はこういうの……気持ち良くないのかい?」
 ぐっと深く侵入し、最奥を押し上げたままで8の字を描くように腰を回してやる。

「はぁっ、ひぁぁあんっ! いいですっ、きっ、気持ち良いですぅぅっ!」
 するとたまらず、凪は背を反り返らせた。
 同時に秘肉が小気味よく収縮して、肉竿を挟み込んでくる。
 快楽そのものには慣れていても、肉体自体は未経験の初々しさを存分に発揮している。
 2度も続けざまにこの感覚を味わえるとは……まさに僥倖というものだ。
雅人
「じゃあもっと続けてくれと、ちゃんとお願いするんだ。でないとやめてしまうからね」

「お……お願い?」
雅人
「そうだ。オマ○コを滅茶苦茶に突いてくださいとね」

「そんなっ! そんなこと、言えませんっ……!」
 凪は性感に上気させた肌を更に赤くして、羞恥に身を震わせた。
 それがまた心地良い振動となって俺を刺激するのは、皮肉なものだ。
雅人
「それは僕としても残念だね。萌は素直に言えたのに、凪にはできないのかな?」

「うぅ……それは……」
 凪の表情が、別種の苦悶に歪む。
 凪は子供っぽい萌が許せないと口にしていたが、裏を返せば、自分は大人でありたいと強く願っているということだ。
 その部分、つまり凪は萌に劣っている……と自尊心をくすぐってやれば、態度が変わることは想像に難くない。
雅人
「言えないのなら、もうおしまいにするかな。僕だって本気で嫌がる相手に無理やりなんて、したくないからね」
 そう言っておき、焦らすようにゆっくりと肉棒を引き抜いてゆく。
 効果は覿面だった。

「んぁあっ、待って下さいっ!」
 すぐさま膣肉の締まりが強くなり、凪から切羽詰った声が上がった。

「してくださいっ! 先生のオチ○チンで、オマ○コの一番奥まで、掻き回してくださいっ!」
雅人
「さすが凪、満点だ」
 俺は半ばまで抜かれていた肉槍を、勢いをつけ一気に最奥まで突き込んだ。