「んぅあ゛ぁぁああっ!! はいって……きたッ!」
 狭い肉道を押し広げる感覚。
 さほど進まぬうちに障壁にぶち当たり、次いでそれを引き裂いた軽い衝撃が伝わってくる。

「痛いっ……く、ううっ、痛いです、先生ッ……ああ! やっぱり大きすぎて、中が、いっぱいになってますっ」
雅人
「ああ……僕もいっぱいに凪を感じるよ。おめでとう、これでキミも、萌と同じく一人前の女だ」

「そんな……うあっ……私の、はじめ……て……」
 さすがに肉体的には初の体験だ、苦痛を免れることはできなかったらしい。
 凪は痛みと圧迫感に顔を顰めているが、見守っていた萌はどこか嬉しそうにその頭や背中を撫でていた。

「よかったね、なっちゃん。あたしと一緒だよ」

「そんなの、よくなんて……あぐっ、くぅぅ〜っ……」
 凪にはまともに応える余裕すらないようだ。
 これはよろしくない、さっさと感じさせてやらねば。
雅人
「よし、じゃあもっと奥まで入れるからね」
 ぐっと腰に力を込め、凪の未開の地へと踏み入る。
 深部までしっかりと濡れているために、摩擦で痛みを感じるようなことはないが、それでも強い締め付けで、腰を進めるのは困難だった。
雅人
「くっ、さすがにきついな……」

「うぁああっ! 先生、今は動かないでっ! 中が……中がきつくて、い、痛ッ!」
雅人
「それはまだ慣れてなくて、解れきっていないからだよ。もっと身体から力を抜いて」

「そんなこと……くうっ! とても、できませんっ……あ、あうっ!」
 凪は首を振って否定するが、それに構わずぐいぐいとねじ込んでゆく。
 膣襞に引っかかり、狭い肉路で強烈な締め付けに合いながらも腰を進め続け、そしてやっとのことで、肉棒を秘裂内へと収めることができた。
雅人
「ふぅ……ほら、全部入ったよ。僕の形がわかるかな?」

「う……うっ、きつ……い……熱いのが、ドクンドクンって、脈打って……いま……す」
雅人
「ふふっ、凪の方からぴったりと吸い付いてくるみたいだからね」

「おなかの……奥が、ムズムズして、痺れているようで……あ、ふううっ……」
 狭い凪の秘洞は、俺を包み込むには少々懐が足りない。
 先端が子宮口に接触し、凪の中心へ向かって押し込む形になっていた。
雅人
「ん? 凪はここが気持ち良いのかな?」
 できるだけ痛みを与えないように、挿入した体勢から変えることなく、腰を押し付けて最深部を抉ってやる。

「んはぅっ……硬いのに……押し込まれてるっ……」
 圧力に悶える凪だが、その声は挿入時とは違い、幾分艶が混じっているように聞こえた。
雅人
「我慢することなんてないんだよ。感じているなら遠慮なくそう言えばいいんだ」

「そんなこと、はぁっ、ありませんから……ふぁっ」
雅人
「なかなかにキミは強情だねぇ。じゃあ、もう少し強くいくとしようか」
 腰を引いて、絡み付いてくる柔襞を引きずりながら、隘路を戻る。
 そして茎部が露出するくらいになると、そこから一転、もう一度媚肉を擦りながら侵入し、子宮口を打ち据えた。