男の子……クラスメートの呻く声がしたのと同時に、口の中からオチ○チンが引き抜かれてしまっていた。

 私の口とオチ○チンとの間を、唾液の糸が繋ぐ。

 私はそれを巻き取るように、舌を伸ばしていっていた。


「ん、チュ、ジュルッ……気持ち良かった、ですか?」


男子生徒A
「ああ。何べんもやられてんのに、全然だよ」



「ふふふ……ありがとう、ございます……ん、んちゅっ、レロ、れろろ、てろー……」


 私は、男の子に名前で呼びかけながら、ピクピクッと痙攣するように震えるオチ○チンを、舌で舐め擦る。

 そうしながら、隣の先生の様子を窺った。

教師
「ったくぅ。声を出すなって言っただろう?」


男子生徒A
「しょうがないっすよ、先生。滝沢のフェラテクって、上達する一方なんですもん」


 男の子の賞賛に、胸の奥がくすぐられるように疼く。

 けれども、そう。

 もちろん私は、満たされてなどいなかった。


「先生……このまま続けて、よろしいですよね?」


教師
「うん? だけどお前、答えを当てただろうが。まあ、声っていう大ヒントがあったけれどもな」



「で、ですが……声だけで分かったのでは、ありません、から……」


教師
「ほほう? じゃあ何なんだ?」


 このまま、オチ○チンを取り上げられてしまうのではないだろうか。

 その不安が、私に先生へ言い訳をさせていた。

 先生は、面白がるような様子で私を促してくる。

 私は先生に気に入られるようにと、いやらしくオチ○チンを口に含んで舐りながら、答えを告げていた。