遥 「んぐっ、く、くぅぅぅぅ……ん、んはうっ!」 は、入ってきてる……。 身体を内側から押し広げられる感触に、どうしても声を抑えきることができなかった。 どれほど目を堅く瞑っても、その感触だけは遮断することができない。 すえた臭いを放つ、汚れきった男の象徴が、私を侵食してくる。 その紛れもない事実に、私の全身は鳥肌立っていた。 けれども……けれども! けれども今、ここで屈してはいけない。 今はとにかく、耐えて忍ぶだけだ。 遅々とした動きで、それでも止まることなく私の中を満たそうとしてくる異物の存在に、私はより強く身体を強張らせた。 浮浪者B 「おいおい、姉ちゃん。あんた、ただでさえ締め付けの強いマ○コをしてんのに、そんなに食いついてこなくってもいいぞ?」 遥 「んぐっ、くふぅっ……黙り、なさいっ……わた、しは……あくぅっ! ん、んは、は、はぁぁ……っ」 男を睨み付けようとした瞬間に、ズズッと深く侵略をされてしまう。 いよいよ身体を埋め尽くされかけ、私の呼吸は逼迫をしていく。 浮浪者A 「ひ、ひひひひひ、興奮、してるんだね、お嬢ちゃん? おっぱいの下で、心臓が、すごく速くなってるよ?」 遥 「だっ……から、私、はっ……あ、うっ、ん、んくっ」 私を背後から抱きかかえていた男が、ここぞとばかり乳房を強く揉みしだく。 男の手が荒々しい動きで、私の乳房をひしゃげさせる。 その痛みと屈辱が、しかし何故だか下腹部で熱い熱となり、そこに埋まった男の存在をより強く感じさせる。 私は半ば無意識のうちに、それから逃げるように身体をズリ上げようとしていた。 そうするとその先で、また別の男のものが突き付けられてきた。 浮浪者C 「そら、お嬢ちゃんや。自分ばっかり気持ち良くなっとらんで、儂のもちゃんと舐めてくれんかな?」 老いた男が、再び私の口にそれを押し付けてくる。 けれども、この状況でそんなことが出来るはずがない。 私は必死に首を捩って、男のものから逃げようとする。 そこへ今度は、その逃げようとした先から甲高い怒声を浴びせ掛けられていた。 浮浪者D 「ど、どうしてお前は、そ、そう、我がままばっかり、いつもいつも、い、言うんだ!」 薄汚れたスーツを着て、服以上に汚いソレを握らせていた男が、血走った目で私を見下ろしていた。 男の瞳には、狂気じみた光が宿っていた。 浮浪者D 「父さんだってなぁ……父さん、だってなぁ……っ!」 遥 「な、何を……」 浮浪者D 「う、うるさい! 黙って言うことを聞け! ホ、ホラ、父さんのを、も、もも、もっと強く扱きなさい!」 口端から泡を飛ばして叫んだ男が、ソレを握らされていた私の手に自分の手を重ねると、ギュッと強く握りなおさせてきた。 男はそのまま自分で扱くように、私の手を上下させる。 垢と、ヌルついた汁とが混ざり合い、ニチャニチャと粘つくような音を立て始める。 より粘液性の高い汁となったそれが、手首の方にまで垂れてきて、私の心臓を怖気に縮ませてしまう。 遥 「こんなっ……んくっ、ん、ぁ、ぅぅぅっ」 浮浪者C 「ホレホレ、儂のを舐めろと言うておるじゃろ?」 せめて見ないようにと顔を背ければ、そこには老いた男が待ち構えている。 男は私の口にソレを擦り付けながら、忙しない呼吸を続ける私の鼻を摘まみ上げてきた。 口を閉じていたところへ鼻まで塞がれて、すぐに息が苦しくなる。 そうして、堪らず口を開ければ、すかさず男が嬉々としてソレを突き込んできた。 |